日本に脅威…ジーコ氏がウズベク監督就任へ

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日本に脅威…ジーコ氏がウズベク監督就任へ




　元日本代表監督でウズベキスタンの強豪クラブ・クルフチを指揮しているジーコ監督（５５）が、来年早々にもウズベキスタン代表監督に就任する可能性があることが１９日、分かった。すでに同国サッカー協会からは打診を受けており、早ければ来年２月１１日のバーレーン戦から指揮を執ることになる。６月６日にアウェーでの対戦を控える日本代表にとっては脅威となりそうだ。





　神様ジーコが、今度は影の参謀ではなく、表の司令官として岡田ジャパンに襲いかかる。すでにアドバイザーとしてウズベキスタン代表に携わっているクルフチのジーコ監督が、年明け早々にも同国の代表監督に“昇格”する可能性が出てきた。関係者によると、ジーコ氏自らもその可能性を示唆しているという。





　９月に代表のアドバイザーを兼任する形でクルフチの指揮官に就任したジーコ氏だが、関係者によると、ウズベキスタンサッカー協会のそもそも狙いは、代表監督としてジーコ氏を招へいすることだったという。ただ、ウズベキスタンのサポーターは保守的なため、協会のトップはブラジル人監督の招へいによるファンの反発を懸念。当時クルフチの監督だったカシモフ氏を代表監督に就任させ、ジーコ氏をその空いたポストに就かせることで様子を見ることにしたという。





　そんな中、ジーコ氏は代表のアドバイザーとして、１０月１５日のＷ杯最終予選の日本代表戦でカシモフ代表監督を陰でサポート。多くのアドバイスを送りアウェーでの日本戦でドローによる貴重な勝ち点１の獲得に貢献すると、今月１４日には２節を残してクルフチをリーグ優勝に導いた。そのことで、同国サッカー協会もファンに十分に認知されたと判断。満を持して代表監督に就任させる準備を進めているという。





　ウズベキスタン代表は現在、１分け２敗とＷ杯出場に向けてもう後がない状況。悲願達成への最終兵器として期待されるジーコ監督は、早ければ来年２月１１日のアウェー・バーレーン戦で初采配を振ることになる。６月６日にアウェーでのウズベキスタン戦を控える日本代表にとっては、頭の痛い事態となりそうだ。










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